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平成21年第1回定例会(第6号) 名簿 開催日:2009年03月25日
平成21年第1回定例会(第6号) 名簿 開催日:2009年03月25日
平成21年第1回定例会(第6号) 本文 開催日:2009年03月25日
平成21年第1回定例会(第6号) 本文 開催日:2009年03月25日

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  1. 松浦市議会 2009-03-25
    平成21年第1回定例会(第6号) 本文 開催日:2009年03月25日


    取得元: 松浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前10時20分 開議 ◯ 議長中塚祐介君)  おはようございます。  竹本議員から欠席届が出ております。  出席議員は定足数に達しております。  本日、開会前に開催されました議会運営委員会の協議結果を御報告いたします。  市長提出案件として、議案第61号「松浦市国民宿舎の設置及び管理に関する条例の廃止について」から議案第64号「平成21年度松浦市診療所事業会計補正予算(第1号)」までの条例外3件、推薦第1号「農業委員会委員の推薦について」から推薦第4号「農業委員会委員の推薦について」までの推薦4件及び議員提出議案第1号「九州電力株式会社玄海原子力発電所プルサーマル計画の安全確保を求める決議について」及び議員提出議案第2号「玄海町における使用済み核燃料中間貯蔵施設誘致発言に関する決議について」を本日上程し、委員会付託を省略し、全員審査とすることに協議が調いましたので、御報告いたします。  これより、議事日程第6号により本日の会議を開きます。  日程第1 企業誘致特別委員会中間報告に       ついて を議題とし、特別委員長の報告を求めます。 2 ◯ 企業誘致特別委員長松下英俊君)(登壇)  おはようございます。    企業誘致特別委員会中間報告書  平成21年第1回定例会における本特別委員会の活動経過について、下記のとおり報告いたします。          記  3月16日に委員会を開催し、今福工業団地企業進出計画について、その後の報告を受け、協議を行いました。  本件につきましては、今定例会初日中間報告のとおり、理事者としては企業側の動きをいましばらく確認した上で最終的な判断をしたいとのことでありました。しかしながら、今回の委員会において、3月5日付で企業側から進出の辞退届が出されたとの報告がありました。辞退の理由としては、事業用資金として計画していた福岡市の土地売買にかかわる案件について、一部の地権者との合意がいまだに得られず、解決には時間が必要であり、現時点での資金計画が立たないことがあげられました。理事者としては、今回の辞退届を受けて、議会の意見を聞いた上で区切りをつけたいとのことでありました。  委員会としましては、もう既に相当の月日が経過しており、この問題の結論を先送りすることは、もはや許されないものと判断し、理事者の考え方を了承しました。また、今回の問題を教訓として、今後、企業誘致を進めるに当たっては、土地売買契約の内容検討や事業計画等の精査をさらに徹底するよう、理事者に要請いたしました。  以上が企業誘致特別委員会中間報告であります。
    3 ◯ 議長中塚祐介君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。 4 ◯ 10番(友田吉泰君)  委員長にお尋ねをいたしますが、この3月5日というのは今定例会の初日でありまして、そのときに委員長とこの問題について質疑をしたわけですけども、議会の中に企業誘致特別委員会というものを設けて、そこが議会の代表する立場で議論をなさっておるわけですから、委員長の、委員会の決断というのは、結論というのは尊重すべきだと思うんですが、しかしながら、その委員会に所属する議員というのは、我々この議員の中の3分の1でしかないわけですね。  そこで、理事者からどのような、今回のこの正式な辞退発言を受けて理事者から委員会に対してどのような説明、また今後の対策、そういったものが示されたのか。  本来であれば、やはりすべての議員に理事者のほうから明快な言葉を述べるべきではないかと思うんですが、特別委員会があって特別委員会の中で審査をされているわけですから、そこは求めるわけにはいかないと思いますので、その中で具体的にどのような発言があって、これは考えてみれば、それなりの責任問題等々も発生すると思いますので、これはもちろん我々議会も含めてですよ、そういったことでどういったお話があったのか明確にお答えをいただきたいと思います。 5 ◯ 企業誘致特別委員長松下英俊君)  この件につきましては、委員各位からいろんな御意見がありました、理事者の考え方についてですね。これまで土地売買契約をした中で、今回、辞退されるということは契約違反というか、そういうふうなものには入らないのかということや、それから、ただこの紙切れ1枚と申しますか、この辞退届が出されただけで理事者としては納得したのかという御意見とか、そういうふうなものを理事者側に求めた結果、契約の中では条項に違反するような明文化をされていないという部分で顧問弁護士とも相談したが、そのことについては受け入れられないというか、契約が条項の中にすべて書き込んでいないもんですから、例えば、土地整備費のかかった費用とか、そういうのは返してもらえるべきではないのかということや、それから、理事者として、この一連の動きに対して何度も何度も理事者としても先方とお話をなさった中で、今回、今先ほど友田議員が言われた明快、明確なところをお示しくださいと言われたんですけども、理事者としては、委員会の意見を聞いてから判断したいということだったもんですから、我々は当初、当初というが、ずうっと協議をする中で、やはりもうこれはずうっと長年、長年というか1年余りこうしてきたものですから、もう待つことはできないということで我々は判断しました。  その中で、理事者からは──ちょっと議長、休憩とらせもらっていいですか。 6 ◯ 議長中塚祐介君)  休憩ですか。(「はい」と松下企業誘致特別委員長が言う)  はい。じゃ、暫時休憩いたします。       午前10時29分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午前10時32分 再開 7 ◯ 議長中塚祐介君)  再開いたします。 8 ◯ 企業誘致特別委員長松下英俊君)  理事者からずっとこれまでの経過について、我々委員会に報告なされた経過について、ちょっと報告しますけども、平成20年の3月5日に進出計画ということで、南薩摩自然開発からお見えになって協議をしております。  それから、4月の28日に臨時議会でこの件については議決をしていただきました。  平成20年の7月24日に先方からお見えになって、資金計画の内容について、それまでまだ未払いだったもんですから、どのようになっておるのかということを理事者のほうから伺ったところ、ここで初めて土地代金の支払い時期の延期の要請、要するに自分たちに資金計画がまだスムーズにいっていないから、土地支払いの延期をさせてくださいというのが7月の24日にあった。  その後、何度かお見えになって理事者側とのお話をなさっておると思いますけども、平成21年、ことしになってからですね、1月の8日に先方からお見えになって、その中で、理事者としては、あなたたちの言うことばかりじゃなし、その契約相手、南薩摩がしている契約相手の方とお話をさせてくださいとか、そういうふうな申し入れを理事者のほうからあったらしいんです、あったということを聞いております。  で、最終的には2月の5日の中で、2月の20日から23日までに、これもさきの委員長報告の中で報告したと思いますけども、何らかの図面をもって市のほうに図面を提起するということだったんですけども、それもできないということで今回の辞退届が3月5日に届いた。それを踏まえまして、私ども委員会は理事者の意見を聞きながら、もうやむを得ないだろうという判断に達した。  ちょっとお答えが、ちょっとどうふうになったかわかりませんけども、そういうことです。 9 ◯ 10番(友田吉泰君)  非常に委員長も御苦労なさっていることはよくわかるんですが、では、私が明快に聞きたいと言ったのはですね、理事者がどういう考えを示したのかということを示してほしいということ、ちょっと言葉足らずだったと思うんですが、結局、この報告書を見ますと「理事者としては、今回の辞退届を受けて、議会の意見を聞いた上で、区切りをつけたい」というふうなことであったということなんですよ。  じゃ、理事者はどう言ったのかということです。理事者はこういう届け出が出てきたので、もうこれを認めて、そして今回は、これはもうなかったことにしたいということで委員会に諮られたのか、そうじゃなくて、こういうことになっているんですが、議会の皆さんどうでしょうかと、すべてげたを預けられた形になったのか、理事者が何と言って特別委員会に判断をゆだねたのかということなんですよ。だから、理事者の姿勢がどこにあるのかということです。そこを明確に教えてほしいというふうに言ったんですが、ちょっと言葉足らずであったと思いますので、この届け出を受けて特別委員会に理事者はどうしたいと言ったのか、お答えをいただきたいと思います。 10 ◯ 企業誘致特別委員長松下英俊君)  失礼しました。  委員会の中で、これはまず、理事者はどうしたいのか、この辞退届を受けてどうしたいんだということをお聞きしたところ、この特別委員会の意見を聞きながら判断をしたいと、意見を聞きながら判断をしたいということを申されたので、じゃあ、そこで論議をずうっとする中で、委員会としてもうこれは先に延ばすことはできないだろうということで、委員会としては、もうこれは認め、辞退届を受けたいという判断を下したら、理事者も、じゃあ、それに従いますと、そういうふうな形になったと。(発言する者あり) 11 ◯ 議長中塚祐介君)  暫時休憩いたします。       午前10時37分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午前10時40分 再開 12 ◯ 議長中塚祐介君)  再開いたします。 13 ◯ 企業誘致特別委員長松下英俊君)  失礼しました。  先ほどの私の答弁はちょっと間違っておりました。申しわけございません。  理事者から辞退届が出てから検討して、社会情勢の見通しも厳しいものと判断し、この届け出をゼロにするべきではないかと。もう届け出を受け入れるべきではないかと判断をなさった。それを特別委員会に諮っていただいて、我々委員会の中でも、委員さん皆さんに理事者側がこう申しているけども、この辞退届については、どう処理したらよいでしょうかというお話を委員さんの方とした結果、理事者が申していたとおりのような方向で判断すべきだというふうなことで、我々委員会としては、理事者側の考えに沿った結論を出したということでございます。 14 ◯ 議長中塚祐介君)  ほかにありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  (松下企業誘致特別委員長 降壇)  お諮りいたします。  ただいまの企業誘致特別委員長の報告については、これを了承することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、企業誘致特別委員長の報告については、これを了承することに決しました。  次に、主管委員会付託案件審査報告・採決を行います。  なお、議案第31号「平成21年度松浦市一般会計予算」につきましては、各常任委員会に分割付託した関係上、他の案件を採決した後に審査報告をお願いし、一括して採決することといたしております。  それでは、去る3月6日、総務委員会に付託いたしました案件のうち、  日程第2 議案第3号 松浦市の議会の議員       及び長の選挙における選挙運動用       自動車の使用及び選挙運動用ポス       ターの作成の公営に関する条例の       一部改正について から  日程第12 議案第57号 黒島辺地に係る総合       整備計画の変更について までの以上11件を一括議題とし、総務委員長審査報告を求めます。 15 ◯ 総務委員長(尾野一男君)(登壇)  それでは、審査報告書を読み上げて報告といたします。  総務委員会に付託の案件につき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告します。  事件番号、件名、審査の結果、決定の理由の順に読み上げます。  議案第3号 松浦市の議会の議員及び長の選        挙における選挙運動用自動車の        使用及び選挙運動用ポスターの        作成の公営に関する条例の一部        改正について  原案可決であります。  地方公共団体の長の選挙において、選挙運動用のためのビラを頒布することができることとする公職選挙法の一部を改正する法律が平成19年2月28日に公布、同年3月22日に施行され、市長選挙については、市の条例で定めるところによりビラの作成を無料とすることができるとされたことから、市長選挙におけるビラの作成費用を公費負担とすることに伴う所要の改正を行うため、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第4号 松浦市公告式条例及び松浦市役        所支所設置に関する条例の一部        改正について  原案可決であります。  平成21年4月1日から、上志佐支所及び調川支所をそれぞれ上志佐出張所及び調川出張所に変更することに伴い、松浦市公告式条例及び松浦市役所支所設置に関する条例の字句の整理を行うことを目的として、各条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第5号 松浦市課設置条例の一部改正に        ついて  原案可決であります。  未収金対策として、企画財政課に新たに収納対策室を設置することに伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第6号 松浦市職員の職務に専念する義        務の特例に関する条例の一部改        正について  原案可決であります。  平成6年8月5日付自治省通達に基づき、本条例中職務に専念する義務を免除することができる事項の中で、松浦市職員の勤務時間、休暇等に関する規則により特別休暇としている事項を削除するため、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第7号 松浦市職員の勤務時間、休暇等        に関する条例の一部改正につい        て  原案可決であります。  地方公務員育児休業等に関する法律等の改正に伴い、育児短時間勤務制度を導入すること及び国家公務員の勤務時間短縮に準じた所要の改正を行うことに伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第8号 松浦市職員の育児休業等に関す        る条例の一部改正について  原案可決であります。  地方公務員育児休業等に関する法律等の改正に伴い、育児短時間勤務制度を導入すること及び国家公務員の勤務時間短縮に準じた所要の改正を行うことに伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第9号 松浦市職員の給与に関する条例        及び松浦市職員等の旅費に関す        る条例の一部改正について  原案可決であります。  国家公務員の勤務時間の改定及び県の教育職給料表(3)の改定に伴い、各条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第10号 松浦市職員の給与の特例に関す
           る条例の一部改正について  原案可決であります。  職員の給与削減率の見直し及び医療職給料表(2)の廃止に伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第13号 松浦市コミュニティセンター設        置及び管理に関する条例の廃止        について  原案可決であります。  平成21年4月1日から、上志佐コミュニティセンターを廃止し、上志佐公民館を設置することに伴い、コミュニティセンターの設置及び管理に関し規定している本条例を廃止するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第56号 阿翁辺地に係る総合整備計画の        変更について  原案可決であります。  平成20年3月に策定した阿翁辺地に係る総合整備計画について、道路整備事業の事業費及び辺地対策事業債の予定額が増額したことにより、計画変更が必要となるため、辺地に係る公共的施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第5項の規定において準用する同法第3条第1項の規定に基づき、議会の議決を求められたものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第57号 黒島辺地に係る総合整備計画の        変更について  原案可決であります。  平成20年3月に策定した黒島辺地に係る総合整備計画について、漁業共同利用施設整備事業の事業費及び辺地対策事業債の予定額が増額したことにより、計画変更が必要となるため、辺地に係る公共的施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第5項の規定において準用する同法第3条第1項の規定に基づき、議会の議決を求められたものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上です。 16 ◯ 議長中塚祐介君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  (尾野総務委員長 降壇)  これより討論を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ討論を終結し、採決いたします。  日程第2.議案第3号「松浦市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部改正について」から日程第10.議案第13号「松浦市コミュニティセンター設置及び管理に関する条例の廃止について」まで、以上9件について一括して採決いたします。  議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第10号及び議案第13号、以上9件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第10号及び議案第13号の以上9件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第11.議案第56号「阿翁辺地に係る総合整備計画の変更について」及び日程第12.議案第57号「黒島辺地に係る総合整備計画の変更について」、以上2件について一括して採決いたします。  議案第56号及び議案第57号、以上2件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第56号及び議案第57号の以上2件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、去る3月6日、文教厚生委員会に付託いたしました案件のうち、  日程第13 議案第11号 松浦市国民健康保険       条例の一部改正について から  日程第24 議案第46号 平成21年度松浦市診       療所事業会計予算 までの以上12件を一括議題とし、文教厚生委員長審査報告を求めます。 17 ◯ 文教厚生委員長白石光一郎君)(登壇)  審査報告をいたします。  文教厚生委員会に付託の案件につき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告いたします。  事件番号、件名、審査の結果、決定の理由について申し述べます。  議案第11号 松浦市国民健康保険条例の一部        改正について  原案可決であります。  児童福祉法等の一部を改正する法律の施行により、「小規模住居型児童養育事業」が実施されることに伴い、「小規模住居型児童養育事業」の対象となる扶養義務者のない児童は国民健康保険の被保険者の適用除外となるため、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第12号 松浦市介護保険条例の一部改正        について  原案可決であります。  介護保険法第117条の規定に基づく、松浦市介護保険事業計画の変更により、保険料率及び保険料段階区分を改定することに伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第14号 松浦市立公民館条例の一部改正        について  原案可決であります。  上志佐コミュニティセンターを廃止し、施設全体を上志佐公民館とすることを目的として本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次のページ、  議案第15号 松浦市立学校設置条例の一部改        正について  原案可決であります。  平成21年3月末をもって松浦市立鷹島小学校黒島分校を廃止することに伴い、本条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第32号 平成21年度松浦市立青島診療所        事業特別会計予算  原案可決であります。  青島診療所事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認められる。  また、一時借入金を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第35号 平成21年度松浦市国民健康保険        特別会計予算  原案可決であります。  国民健康保険事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認められる。  また、一時借入金及び経費の流用に関する事項を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第36号 平成21年度松浦市老人保健特別        会計予算  原案可決であります。  老人保健事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第37号 平成21年度松浦市後期高齢者医        療特別会計予算  原案可決であります。  後期高齢者医療事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第38号 平成21年度松浦市介護保険特別        会計予算  原案可決であります。  介護保険事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認められる。  また、一時借入金及び経費の流用に関する事項を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次のページですね、  議案第40号 平成21年度松浦市福島診療所事        業特別会計予算  原案可決であります。  福島診療所事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第41号 平成21年度松浦市鷹島診療所事        業特別会計予算  原案可決であります。  鷹島診療所事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第46号 平成21年度松浦市診療所事業会        計予算  原案可決であります。  診療所事業運営に必要な業務の予定量並びに収益的収支及び資本的収支の予定額の計上であり、妥当と認められる。  また、一時借入金、経費の流用に関する事項、他会計からの補助金及びたな卸資産の購入限度額を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
     なお、議案第46号については、全員が賛成したわけではありませんので、その部分を口頭で御報告をさせていただきます。  議案第46号「平成21年度松浦市診療所事業会計予算」について、本委員会では、3月の18日と23日の2日間にわたり審議を行いました。  今回の予算は、病院事業を廃止し、新たに診療所事業として運営される予算の提案であり、理事者からの説明では、病院から規模を縮小し診療化することで収支の改善を目指し、職員数、経費の削減を図ったとのことでありました。  委員会の意見として、現在の医師体制、今後、さらに患者数の数字が明らかに現在の予定であれば今の予算でいける。しかし、それも減少と、それから多くなる可能性を含んでいるということであれば、もし少なくなればさらに踏み込んで職員、経費の削減を行う必要があるのではないかという意見があったわけであります。  この意見を受けて、市長の出席を要請しまして意見を伺ったところであります。市長は、市民の反応や収入の動向を見ながら、さらなる職員数、看護体制についての見直しを行い、さまざまな面から削減に取り組みたいということであります。  このことを受けて、病院から診療所に移行するということではなくて、病院を廃止して診療所を新しく立ち上げるということの収支の改善に向け、今後とも全力で取り組むよう要請したところであります。  以上であります。 18 ◯ 議長中塚祐介君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。 19 ◯ 14番(松下英俊君)  議案第40号、第41号、46号について、この3つの診療所会計について、医師の給料がまちまちになっておるんですけども、その辺の協議はされたのでしょうか。 20 ◯ 文教厚生委員長白石光一郎君)  議会の中で市長が、(一般質問のときでしたか)お答えになっております。  「覚書があるので、その覚書に従ってやっています」というお話がありました。それで、委員会の中では、その話については審議をいたしておりません。 21 ◯ 議長中塚祐介君)  ほかにありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  (白石文教厚生委員長 降壇)  これより討論を行います。 22 ◯ 7番(久枝邦彦君)(登壇)  議案第46号「平成21年度松浦市診療所事業会計予算」に対し、反対討論をさせていただきます。  文教厚生委員会におきましては、委員長を除いて、賛成、反対、4対1、賛成多数で可決されていますが、私は反対をしています。  昨年12月議会におきまして、23年度までに単年度黒字に持っていきたいと市長は説明されています。  今回、理事者の説明によりますと、診療所にすることにより正職員を40人が28名で12名の削減、それと、レセプト作成等の業務委託3.5人を2人にすると。3.5人という、その半端な数字が出ておりますけど、半日勤務のニチイ学館からの派遣の方がおられるということで、1.5人削減して2名にするということ。それで、病院事業のときの57名が36名となります。そこで、削減が21人ということでありますが、給食関係が経営委託されたことにより5人に対する経営者がかわったと、頭がかわったというだけで本来は41人であります。  市内に19ベッドの医院が4件あります。おのおの医師は1人で、受付や投薬関係、保険請求作成、給食のパートまで入れて私が調べましたところ、19名のところは2カ所、10名が1カ所、9名が1カ所、先ほど言いましたように、お医者さんは別におのおの1人でございます。  私はそれと同様にすべきだとは言っていません。命がかかっておられる透析患者さんも常時23名前後おられ、公務員という公正、立場も多少わかります。その中で、今回奥様の都合で臨床検査技師が1人やめられる。その補充を6月に実施、実行されるそうであります。私はやめさせろと言っているのではありません。自己都合でやめられる方の補充を補充ありきでどうするのだと言っています。  市民病院として、19年度の累積は10億2,837万円、平成20年度の経常損益として約2億円、今回、不良債務を長期債務に振りかえる公立病院特例債について、昨年12月議会において起債申請を行うとのことで、特例債5億50万円を借り入れることにより、7年の支払いで年間元利8,650万円が生じます。利子においては補助があるそうでございます。病院事業は廃止し、規模は縮小されるが、初期投資は市民病院のときの8,000万円より2,000万円ぐらいふえるだろうと12月議会において市長は私の質問に対して答えられております。  先ほどの特例債の元利金を含んだ中で、21年度2億244万8,000円があり、23年度ではピーク時2億4,046万7,000円が一般会計から繰り入れが行われます。今回、臨床検査技師が1人やめられても、その後も臨床検査技師は1人おられます。近場では菊地病院に1人おられ、ベッド数はわかりませんけど、また、江迎病院におきましては、100ベッドある中で採算がとれないとのことで、14年前に1人おられた中の臨床検査技師が解雇になっておられます。現在おられる方を解雇せろと言っているのではありません。新しく補充する必要はないと私は言っているものであります。  外来患者が予測として、中央診療所になったときに1日に85.7人、入院16.4名と計算されています。19ベッドで臨床技師が2人要る根拠が理事者の説明では薄弱で明確ではない。どうしても臨床検査技師に不備不足が生じるなら北松医師会検査センター、佐世保臨床検査センターがあり、松浦の医院の先生方におかれては、ほとんどが北松医師会検査センターに依頼されているということであるそうでございますが、理事者は「検査結果が敏速である」と説明されていますが、先ほどの2つの検査センターとも緊急性に対しても速やかに対応することになっている。雇用ありきで何の説明にもなっていない。昨年度から検査の点数が下がっている現実、検査をするための試薬代、検査をするために薬が要るそうでございます。それと機械代や臨床技師の諸費用を考えると追加雇用する必要はないと私は思います。  資料の中に、医師確保費用の交際費5万円とありました。私は以前からもっとふやすべきだと発言したこともあります。市民病院の近くの方で松浦鉄道沿いに土地を持っておられる方が、「駅をつくってくれるなら、無償で土地を提供してもよい」と言っておられる方もおられると聞いています。中央診療所が閉鎖されたら困るという方も多数おられます。今後も勤められている方々にとっても閉鎖されたら行き場がなくなる方が多数生じる結果になる。転ばぬ先のつえ、私の考えが杞憂にならないことを願っています。  よって、46号議案に対する反対討論とさせていただきます。(降壇) 23 ◯ 議長中塚祐介君)  ほかにありませんか。──なければ討論を終結し、採決いたします。  日程第13.議案第11号「松浦市国民健康保険条例の一部改正について」から日程第16.議案第15号「松浦市立学校設置条例の一部改正について」まで、以上4件について一括して採決いたします。  議案第11号、議案第12号、議案第14号及び議案第15号、以上4件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。よって、議案第11号、議案第12号、議案第14号及び議案第15号の以上4件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第17.議案第32号「平成21年度松浦市立青島診療所事業特別会計予算」から日程第24.議案第46号「平成21年度松浦市診療所事業会計予算」まで、以上8件について一括して採決いたします。  議案第32号、議案第35号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第40号、議案第41号及び議案第46号、以上8件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。よって、議案第32号、議案第35号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第40号、議案第41号及び議案第46号の以上8件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、去る3月6日、産業経済委員会に付託いたしました案件のうち、  日程第25 議案第33号 平成21年度松浦市土       地区画整理事業特別会計予算 から  日程第40 議案第55号 市道の路線認定につ       いて までの以上16件を一括議題とし、産業経済委員長の審査報告を求めます。 24 ◯ 産業経済委員長(山口芳正君)(登壇)  おはようございます。  産業経済委員会に付託の案件につき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告します。  事件番号、件名、審査の結果、決定の理由の順に読み上げて報告いたします。  議案第33号 平成21年度松浦市土地区画整理        事業特別会計予算  原案可決であります。  土地区画整理事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第34号 平成21年度松浦市鉱害復旧灌漑        用水施設維持管理事業特別会計        予算  原案可決であります。  鉱害復旧灌漑用水施設維持管理事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第39号 平成21年度松浦市簡易水道事業        特別会計予算  原案可決であります。  簡易水道事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認められる。  また、地方債を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第42号 平成21年度松浦市下水道事業特        別会計予算  原案可決であります。  下水道事業(集落排水事業)運営に必要な経費の計上であり、妥当と認められる。  また、債務負担行為及び一時借入金を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第43号 平成21年度松浦市松浦魚市場特        別会計予算  原案可決であります。  松浦魚市場運営に必要な経費の計上であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第44号 平成21年度松浦市臨海土地造成        事業特別会計予算  原案可決であります。  臨海土地造成事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次ページお願いいたします。  議案第45号 平成21年度松浦市工業団地造成        事業特別会計予算  原案可決であります。  工業団地造成事業運営に必要な経費の計上であり、妥当と認められる。  また、一時借入金を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第47号 平成21年度松浦市水道事業会計        予算  原案可決であります。  水道事業運営に必要な業務の予定量並びに収益的収支及び資本的収支の予定額の計上であり、妥当と認められる。  また、経費の流用に関する事項、他会計からの補助金及びたな卸資産の購入限度額を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第48号 平成21年度松浦市工業用水道事        業会計予算  原案可決であります。  工業用水道事業運営に必要な業務の予定量並びに収益的収支の予定額の計上であり、妥当と認められる。  また、経費の流用に関する事項及びたな卸資産の購入限度額を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第49号 平成21年度松浦市下水道事業会        計予算
     原案可決であります。  下水道事業(公共下水道事業)運営に必要な業務の予定量並びに収益的収支及び資本的収支の予定額の計上であり、妥当と認められる。  また、債務負担行為、企業債、一時借入金、経費の流用に関する事項及び他会計からの補助金を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第50号 平成21年度松浦市交通事業会計        予算  原案可決であります。  交通事業運営に必要な業務の予定量並びに収益的収支及び資本的収支の予定額の計上であり、妥当と認められる。  また、一時借入金、経費の流用に関する事項、他会計からの補助金、利益剰余金の処分及びたな卸資産の購入限度額を定めることについても妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第51号 市有財産の処分について  原案可決であります。  松浦臨海5号団地分譲用地の分譲申し込みがあったことに伴い、当該用地を売り払うものであり、現地確認の上妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第52号 公有水面埋立免許出願に対する        意見について  原案可決であります。  長崎県が出願した漁港施設用地に関する公有水面埋立について、公有水面埋立法第3条第1項の規定に基づく知事からの意見の諮問に対して、市長が異存のない旨答申することにつき、議会の議決を求められたものであり、現地確認の上妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第53号 公有水面埋立免許出願に対する        意見について  原案可決であります。  松浦市が出願した漁港関連施設用地に関する公有水面埋立について、公有水面埋立法第3条第1項の規定に基づく知事からの意見の諮問に対し、市長が異存のない旨答申することにつき、議会の議決を求められたものであり、現地確認の上妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第54号 市道の路線廃止について  原案可決であります。  市道泉海岸線の改良により終点を変更することに伴い、現路線を廃止するものであり、現地確認の上原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第55号 市道の路線認定について  原案可決であります。  市道泉海岸線の改良により終点を変更することに伴い、廃止した市道を改めて認定するものである。また、不老山公園周辺の道路及び今福町北東地区の生活道路を市道に認定するものであり、現地確認の上原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、報告を終わります。  なお、議案第50号「平成21年度松浦市交通事業会計予算」について、委員会での審査意見を口頭で申し上げます。  鷹島肥前大橋開通後は、マイカーや観光バスで島内を訪れる方が多いと予想される。しかし、市営バスの乗車率が大幅に上がるとは限りません。フェリーの廃止や減便、民間バス会社の島内乗り入れによる路線の再編、便数の見直しなど、なお一層の企業努力が必要です。  児童生徒の通学、高齢者の利用など、島内町内の交通対策としての必要性は認めるが、今後、市財政からの大幅な持ち出しが解消されなければ、住民の理解を得ながら民間委託など、抜本的経営形態の見直しを、大橋開通を機に検討を図られるよう要請します。  以上、報告を終わります。 25 ◯ 議長中塚祐介君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  (山口産業経済委員長 降壇)  これより討論を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ討論を終結し、採決いたします。  日程第25.議案第33号「平成21年度松浦市土地区画整理事業特別会計予算」から日程第35.議案第50号「平成21年度松浦市交通事業会計予算」まで、以上11件について一括して採決いたします。  議案第33号、議案第34号、議案第39号、議案第42号、議案第43号、議案第44号、議案第45号、議案第47号、議案第48号、議案第49号及び議案第50号、以上11件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第33号、議案第34号、議案第39号、議案第42号、議案第43号、議案第44号、議案第45号、議案第47号、議案第48号、議案第49号及び議案第50号の以上11件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第36.議案第51号「市有財産の処分について」を採決いたします。  議案第51号に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。  次に、日程第37.議案第52号「公有水面埋立免許出願に対する意見について」及び日程第38.議案第53号「公有水面埋立免許出願に対する意見について」、以上2件について一括して採決いたします。  議案第52号及び議案第53号、以上2件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第52号及び議案第53号、以上2件については、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、日程第39.議案第54号「市道の路線廃止について」及び日程第40.議案第55号「市道の路線認定について」、以上2件について一括して採決いたします。  議案第54号及び議案第55号、以上2件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第54号及び議案第55号、以上2件については、いずれも原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。       午前11時24分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午前11時31分 再開 26 ◯ 議長中塚祐介君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、各主管委員会分割付託案件の審査報告・採決を行います。  去る3月6日、関係常任委員会に分割付託をいたしました  日程第41 議案第31号 平成21年度松浦市一       般会計予算 を議題とし、各委員長の審査報告を求めます。  なお、念のため申し上げますが、これの審議順序は、各委員長の審査報告、質疑の後、一括して討論、採決を行います。  それでは、まず総務委員長審査報告を求めます。 27 ◯ 総務委員長(尾野一男君)(登壇)  それでは、審査報告書を読み上げ、報告といたします。  総務委員会に付託の案件につき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告します。  事件番号  議案第31号  件   名 平成21年度松浦市一般会計予算        ~関係分  審査の結果 原案可決であります。  決定の理由 第1表歳入の全部及び歳出の1款議会費、2款総務費(関係分)、4款衛生費のうち1項8、9、11目、6款農林水産業費のうち3項4目、8款土木費のうち5項3目、9款消防費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費は行政事務並びに事業遂行に必要な経費の計上であり、第3表地方債についても、事業遂行上必要な財政措置である。  また、一時借入金の最高限度額を20億円と定めることについても財政運営上必要な措置である。  歳出予算の流用については各項に計上された人件費に過不足が生じた場合における同一款内の流用を定めたものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  口頭にて要請をしておきます。  平成21年度の予算から支所費が細分化されたことに伴い、職員数がほとんど同数でありながら時間外勤務手当や燃料費等に差があり、予算を執行するに当たっては十分連携をとりながら、再度検証の上、執行されるよう要請をしておきます。特に燃料費等については、補助事業費等を活用するなど、工夫されるよう要請をいたします。  なお、本委員会は所管に属する事項について、先進都市等の調査を行いたいので、閉会中の委員会に調査終了まで継続して付託されるよう申し出ます。  以上です。 28 ◯ 議長中塚祐介君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  (尾野総務委員長 降壇)  討論、採決は各委員長の審査報告の後に行います。  次に、同じく議案第31号関係分について、文教厚生委員長審査報告を求めます。 29 ◯ 文教厚生委員長白石光一郎君)(登壇)  審査報告を行います。  文教厚生委員会に付託の案件につき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告します。  事件番号  議案第31号  件   名 平成21年度松浦市一般会計予算        ~関係分  審査の結果 原案可決であります。  決定の理由でありますが、第1表歳出のうち2款総務費(関係分)、3款民生費(関係分)、4款衛生費(関係分)、5款労働費の1項1目及び10款教育費は行政事務並びに事業遂行に必要な経費の計上であり、妥当と認め原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本委員会は所管に属する事項について先進都市等の調査を行いたいので、閉会中の委員会に調査終了まで継続して付託されるよう申し出ます。  以上。 30 ◯ 議長中塚祐介君)
     これより委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  (白石文教厚生委員長 降壇)  次に、同じく議案第31号関係分について、産業経済委員長の審査報告を求めます。 31 ◯ 産業経済委員長(山口芳正君)(登壇)  産業経済委員会に付託の案件につき審査の結果を、下記のとおり会議規則第102条の規定により報告します。  事件番号  議案第31号  件   名 平成21年度松浦市一般会計予算        ~関係分  審査の結果 原案可決であります。  決定の理由 第1表歳出のうち2款総務費1項14目、3款民生費2項7目、4款衛生費1項6目、5款労働費(1項1目を除く)、6款農林水産業費(3項4目を除く)、7款商工費、8款土木費(5項3目を除く)、11款災害復旧費は、行政事務並びに事業遂行に必要な経費の計上と認められる。  また、第2表債務負担行為についても、妥当な財政措置と認められるので、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本委員会は所管に属する事項について先進都市等の調査を行いたいので、閉会中の委員会に調査終了まで継続して付託されるよう申し出ます。  以上です。 32 ◯ 議長中塚祐介君)  これより委員長報告に対する質疑を行います。ありませんね。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  (山口産業経済委員長 降壇)  これより委員長報告に対する討論を行います。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ討論を終結し、採決いたします。  日程第41.議案第31号「平成21年度松浦市一般会計予算」を採決いたします。  議案第31号に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  各委員長報告のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。  ここでお諮りいたします。  各常任委員長の審査報告の後、それぞれの委員会から、所管に属する事項について先進都市等の調査を行いたいので、調査終了まで継続して付託されるよう申し出がありました。  よって、それぞれの申し出のとおり、議会閉会中の各委員会への調査を付託いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、各委員会の所管に属する事項について、先進都市等の調査を議会閉会中の各常任委員会にそれぞれ付託することに決しました。  それでは次に、市長提出案件の追加上程・説明・審議を行います。  日程第42 議案第61号 松浦市国民宿舎の設       置及び管理に関する条例の廃止に       ついて から  日程第45 議案第64号 平成21年度松浦市診       療所事業会計補正予算(第1号) まで、以上4件を一括議題とし、理事者の説明を求めます。 33 ◯ 水産商工観光課長(前田英彦君)(登壇)  それでは、議案第61号「松浦市国民宿舎の設置及び管理に関する条例の廃止について」御説明いたします。  松浦市国民宿舎の設置及び管理に関する条例を別紙のとおり廃止するものでございます。  提案の理由でございますが、  平成21年3月31日をもって国民宿舎つばき荘を閉鎖することにより、長期間住民の利用に供することができなくなることに伴い、松浦市国民宿舎の設置及び管理に関し規定している本条例を廃止するため、本案を提出するものでございます。  次ページをお願いいたします。  本文でございます。   松浦市国民宿舎の設置及び管理に関す   る条例を廃止する条例  松浦市国民宿舎の設置及び管理に関する条例は、廃止する。  附 則  この条例は、平成21年4月1日から施行する。  以上でございます。よろしく御審議方お願いいたします。(降壇) 34 ◯ 企画財政課長(福島範継君)(登壇)  それでは、議案第62号及び第63号について御説明申し上げます。  議案第62号「平成21年度松浦市一般会計補正予算(第1号)」  平成21年度松浦市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ933万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ170億4,133万4,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  次のページをお願いいたします。  まず、第1表 歳入歳出予算補正でございます。  歳入ですが、  14款.県支出金を933万4,000円追加し、計を9億4,990万円とするものでございます。項につきましては、2項の県補助金でございます。  歳入合計ですが、今回933万4,000円を追加し、計を170億4,133万4,000円とするものでございます。  次に、歳出です。  2款.総務費を175万9,000円追加し、計を19億4,069万5,000円とするものでございます。項につきましては、1項の総務管理費でございます。  4款.衛生費を933万4,000円追加し、計を18億6,209万3,000円とするものでございます。項につきましては、1項.保健衛生費でございます。  次に、7款.商工費を175万9,000円減額し、計を9億3,610万2,000円とするものでございます。項につきましては、1項の商工費でございます。  歳出合計ですが、今回933万4,000円追加し、計を170億4,133万4,000円とするものでございます。  次をお願いいたします。  歳入歳出補正予算事項別明細書ですが、次の3ページをお願いいたします。  2 歳入です。  14款.県支出金、2項.県補助金、3目.衛生費県補助金を933万4,000円追加し、計を2,692万1,000円とするものでございます。節につきましては、保健衛生費補助金でございまして、内容といたしましては、長崎県市町村合併支援特別交付金(医療機器導入事業にかかる分ということ)でございます。  次に、4ページをお願いいたします。  3の歳出です。  2款.総務費、1項.総務管理費、16目.財政調整基金費を175万9,000円追加し、計を255万9,000円とするものでございます。内訳といたしましては、25節の積立金で、財政調整基金積立金でございます。  次に、4款.衛生費、1項.保健衛生費、8目.診療所費を933万4,000円追加し、計を3億5,414万8,000円とするものでございます。節につきましては、19節の負担金、補助及び交付金でございまして、診療所事業に対する負担金・補助金となっております。  次に、7款の1項.商工費、3目.観光費を175万9,000円減額し、計を5,958万7,000円とするものでございます。この補正につきましては、先ほどの国民宿舎を廃止することに伴いまして指定管理料等を全額減額する。その廃止に伴いまして、新たに施設管理業務等委託料を追加して計上するというふうなことでございます。  次に、議案第63号です。「平成20年度松浦市一般会計補正予算(第11号)」について御説明いたします。  平成20年度松浦市の一般会計補正予算(第11号)は、次に定めるところによるものでございます。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ810万円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ179億6,390万7,000円とするものでございます。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  (繰越明許費の補正)  第2条 繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」によるものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正です。  歳入ですが、  13款.国庫支出金を800万円追加し、計を27億5,587万3,000円とするものでございます。項につきましては、2項の国庫補助金でございます。  次に、16款.寄附金を10万円追加し、計を177万円とするものでございます。項につきましては、1項の寄附金でございます。  歳入合計ですが、今回810万円を追加いたしまして、計を179億6,390万7,000円とするものでございます。  次に、歳出です。  2款.総務費を810万円追加し、計を39億7,059万3,000円とするものでございます。項につきましては、1項の総務管理費でございます。  歳出合計ですが、今回810万円追加し、計を179億6,390万7,000円とするものでございます。  次のページをお願いいたします。  第2表 繰越明許費補正でございます。  1.追加です。  2款.総務費、1項.総務管理費、事業名といたしまして、診療所事業会計繰出金(エレベーター改修事業)ということで800万円の繰り越しをお願いするものでございます。
     次に、歳入歳出補正予算事項別明細書ですけれども、4ページをお願いいたします。  2 歳入です。  13款.国庫支出金、2項.国庫補助金、1目.総務費国庫補助金を800万円追加し、計を10億8,894万9,000円とするものでございます。総務管理費補助金ということで、内容といたしましては、地域活性化・生活対策臨時交付金ということでございます。  次に、16款1項.寄附金、4目.総務費寄附金を10万円追加し、計を160万円とするものでございます。内容といたしましては、松浦ふるさとづくり寄附金ということでございます。  次の歳出をお願いいたします。  2款.総務費、1項.総務管理費、5目の財産管理費、これを10万円追加し、計を8億4,884万3,000円とするものでございまして、25節の積立金、松浦ふるさとづくり基金積立金ということでございます。  次に、22目.地域活性化・生活対策臨時交付金事業費800万円追加いたしまして、計を3億6,005万6,000円とするものでございます。これは診療所事業に対する負担金、補助金ということで800万円を計上いたしております。  以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。(降壇) 35 ◯ 市民病院事務長(米田宏哉君)(登壇)  議案第64号「平成21年度松浦市診療所事業会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。  第1条 平成21年度診療所事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。  第2条 平成21年度診療所事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。  まず、収入でございます。  第1款.診療所事業収益6億704万1,000円に1,733万4,000円を追加し、計を6億2,437万5,000円とするものでございます。内訳は、第1項の医業収益でございます。  支出でございます。  第1款.診療所事業費6億4,787万8,000円に1,733万4,000円を追加し、計を6億6,521万2,000円とするものでございます。内訳は、第1項の医業費用でございます。  次のページをお願いいたします。  平成21年度松浦市診療所事業会計補正予算(第1号)の実施計画でございます。  収益的収入及び支出でございまして、  まず収入でございますが、  1款.診療所事業収益6億704万1,000円に1,733万4,000円を追加し、計を6億2,437万5,000円とするものでございますが、1項の医業収益、4目.他会計負担金1,781万1,000円に1,733万4,000円を追加し、計を3,514万5,000円とするものでございます。地域活性化・生活対策交付金を原資とした一般会計からの繰り入れと長崎県市町村合併支援特別交付金を原資とした繰り入れでございます。  次のページをお願いいたします。  支出でございます。  1款.診療所事業費6億4,787万8,000円に1,733万4,000円を追加し、6億6,521万2,000円とするものでございまして、内訳としまして、1項の医業費用、3目.経費、1億4,626万5,000円に1,733万4,000円を追加し、1億6,359万9,000円とするものでございます。これはCT装置の管球交換とエレベーター改修でございます。  続きまして、64号資料の事業費調書で御説明いたします。  まず、1点目でございますが、  会計名  松浦市診療所事業会計  事業名  長崎県市町村合併支援特別交付金       金事業(医療機器整備事業)  事業費  933万4,000円  事業内容 医療機器全身用スリップリングC       T装置の管球の交換でございます。  本事業の必要性       医療機器全身用スリップリングC       T装置の耐用年数は、6年でござ       いますが、平成11年度に購入し9       年が経過しております。平成16年       度に管球を交換いたしましたが、       4年が経過している状況でござい       ます。  事業効果 管球を交換することにより、CT       装置の正常運転が可能となり、良       質な医療を提供することができる       ものでございます。  それから2番目に、  会計名  松浦市診療所事業会計  事業名  地域活性化・生活対策交付金事業       (診療所施設整備事業)  事業費  800万円  事業内容 エレベーターの改修工事        制御盤の交換        巻上機及びモーター交換        主ロープ及びワイヤー交換        操作盤の交換  本事業の必要性       施設内のエレベーターは、昭和55       年から使用し29年が経過している       状況でございます。老朽化がひど       く、修理部品も製造中止となって       おり、大規模な改修が必要である       ものでございます。  事業効果 エレベーターを改修することによ       り、施設利用者が安心して使用す       ることができるというものでござ       います。  以上でございます。(降壇) 36 ◯ 議長中塚祐介君)  以上で理事者の説明が終わりました。  ここでお諮りいたします。  日程第42.議案第61号から日程第45.議案第64号まで、以上4件につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第61号から議案第64号まで、以上4件については、委員会付託を省略することに決しました。  ここで暫時休憩いたします。       午前11時58分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後0時59分 再開 37 ◯ 議長中塚祐介君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより一括して質疑を行います。 38 ◯ 14番(松下英俊君)  議案第62号の5ページのところでお願いいたします。  観光費の中で、今回つばき荘を廃止することによって指定管理料の見直しということで、委託料のほうで計上されておりますけども、この委託料、業務の内容、あるいはその管理を委託していただくところというんですか、その辺はどういうふうになっておるんですか。 39 ◯ 水産商工観光課長(前田英彦君)  ただいまの御質問でございますが、委託料でございますが、内容につきましては、露天ぶろ、それから源泉施設等の保守管理をしていただくことをまず考えております。  また、つばき荘の安全管理業務ということで、今回は電話線等を利用した防犯システムといいますか、その分を一時導入させていただこうというふうに考えておるところでございます。  保守管理の業者様といいますか、どなたにということは現状まだ決めてはおらないところでございます。 40 ◯ 14番(松下英俊君)  建物そのものはまだ残るわけですよね。だから、今言われるその源泉とか露天ぶろの管理というのはわかりますけども、建物そのものも今、電話回線による安全管理のためにということですけども、そこには人は全く置かないということですかね、人件費は伴わないということでしょうか。 41 ◯ 水産商工観光課長(前田英彦君)  基本的に建物全体の管理につきましては、先ほど申しました警備会社のシステムを使いました部分で1年間させていただこうと。1年間させていただく部分の経費につきまして計上を今回させていただいているという状況でございます。 42 ◯ 14番(松下英俊君)  先ほど、管理をしていただく業者さんはまだ決まっていないんだということであったんですけども、業者さんを決まらんで、この委託料を設定する。この業者を設定するには何か、入札か何かなされるわけですか。 43 ◯ 水産商工観光課長(前田英彦君)  具体的には、やはり施設の管理がすぐ対応できるような方を探してお願いしたいというふうに考えているところでございます。 44 ◯ 議長中塚祐介君)  ほかにありませんか。 45 ◯ 2番(高橋勝幸君)  この件ですけども、つばき荘の温泉権というのはどういうふうになっているんですか。モンゴル村については、この松浦市が保有しているというふうに理解していますけども、もうこのつばき荘の温泉というのは福島公社から一応一たん離れるということになるんで、ここら辺の扱いについて答弁を求めます。 46 ◯ 水産商工観光課長(前田英彦君)
     温泉権につきましては、市に帰属しているというふうに認識をいたしております。済みません。市に帰属をいたしております。申しわけございません。言葉が間違っておりました。 47 ◯ 2番(高橋勝幸君)  この間、19年度の決算審査の折も、これはモンゴル村の分については明記してありましたけども、福島町のほうについては明記してなかったように記憶していますけども、その答弁は間違いありませんか。 48 ◯ 水産商工観光課長(前田英彦君)  一応私どもの認識としては、そういうふうに思っておりましたが、申しわけございません。ちょっといま一度調べさせていただきたいと思います。 49 ◯ 議長中塚祐介君)  暫時休憩いたします。       午後1時4分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後1時9分 再開 50 ◯ 議長中塚祐介君)  再開いたします。  理事者の答弁を求めます。 51 ◯ 水産商工観光課長(前田英彦君)  中断いたしまして、大変申しわけございませんでした。  ただいま確認いたしましたところ、旧福島町で掘削をいたしまして帰属が福島町でございましたので、そのまま市のほうに帰属をいたしております。 52 ◯ 2番(高橋勝幸君)  そういうことだったら決算書類も、当然、福島の温泉権についても記載していなくちゃいかんというふうに思うけども、記載してございますか。あなた見ているのかね、総務課長──はい。 53 ◯ 議長中塚祐介君)  はい、休憩します。       午後1時10分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後1時11分 再開 54 ◯ 議長中塚祐介君)  再開いたします。 55 ◯ 会計管理者(福田友一君)  失礼しました。  お答えいたします。  決算書に記載してございます。 56 ◯ 議長中塚祐介君)  ほかにありませんか。 57 ◯ 9番(金内武久君)  第64号「平成21年度松浦市診療所事業会計補正予算」についてお尋ねをいたします。  まず、2ページの(1)診療所事業、1の医業費用、経費で1,733万4,000円上がっておりますけれども、この内容についてお尋ねをいたします。  これは、提案された調書によってCTのほうが933万4,000円、エレベーターが800万円ということで説明がなされておりますが、この字句の中に「CTの装置の正常運転が可能となり」としてあるとですが、今まで動かしておられたわけですが、この時点で正常になったんなら料金取って動かすというのはちょっと問題があると。  それと、エレベーターの800万円ですが、あそこのエレベーターが悪いのはわかっておりますが、29年もたって部品もないという状況で800万円からの修理費が上がっていると。新しくやったらどの程度かかるのか、この辺の対比がなされておるのか。  それと、これは資本的支出で対応をして減価償却対応じゃないのかというふうに考えますが、予算計上については医療費の恐らく修繕料だろうと思います。ですから、その辺について説明を求めます。 58 ◯ 市民病院事務長(米田宏哉君)  第1点目のCTの修理の件でございますが、管球にふぐあいを生じたということで、数日とめて業者のほうに見てもらったところ、管球の交換を要するということで、現在はメーカーのほうから予備の管球をお借りして動かしているというような状況で、早急に修繕が必要ということで上げさせていただいております。  それから、2点目の収益的収支の分と減価償却のお話でございますが、料金収入以外の財源、補助事業等で行う場合は減価償却をしない取り扱いとしております。そういうことで、今回につきましては、経費の修繕料のほうで記載をさせていただいたということでございます。 59 ◯ 9番(金内武久君)  まず、CTの修理の件ですが、緊急にとめて近々に出たような話ですが、当然これは申請されて金がついてきているということになれば、当然事務局は、電球が切れる前から切れる予定で申請したという形になるんじゃないかなというふうに私は思います。  それと、資本的支出の件については、医業収入で支出を上げているから減価償却、はい、それは言われるとおり、だから、あえてここに出したんじゃないかと言いよるわけですよ。資本的支出で出して減価償却なり、補助金によっては金額がどの程度出るかわかりませんけれども、資本的支出で対応するのが、エレベーターは施設についておるわけですから、その部分だけを医業的な支出をするというのはおかしいんじゃないかと言っているわけです。  それと、今後、家でも修理するときは医業収益で出しますよということにもなってくると思いますが、その点については、はっきりお答え願います。 60 ◯ 市民病院事務長(米田宏哉君)  収益的収支の中の経費に修繕という項目がございます。で、今回の場合は、料金収入以外の財源をもって充てるという部分になりますので、それについては減価償却をしない取り扱いにしておりますので、資本的収支ではなくて収益的収支のほうで計上させていただいたということでございます。 61 ◯ 議長中塚祐介君)  エレベーターは。いいですか。 62 ◯ 9番(金内武久君)  エレベーターについても、当然これは部品がないわけですから、修理する場合と新しくやった場合とどの程度差があるのか、お願いします。 63 ◯ 市民病院事務長(米田宏哉君)  新品となりますと構造物からかえていかなければいけないので、多額の出費を要するということで、それについての見積もりはとっておりません。 64 ◯ 9番(金内武久君)  いや、修理するのには800万円かかります。新しくかえたら金額はわかりません。部品は製造されておりません。それでいいとですかね。予算計上する段階で対比をして、そして、どうするのかというて上げてくるのが予算じゃないんですか。全く新しくかえても金額はわからん。例えば、そうしたら500万円だったら800万円こっち修理しますか。 65 ◯ 市民病院事務長(米田宏哉君)  まことに申しわけございませんが、全体をかえるとなると、家屋の構築物からかえるということになれば多額の費用がかかるという概念がございまして、かえられる部分だけかえて正常な運転というか、利用者の方に御不安を抱かれないような修理をしていきたいというふうに考えて見積もりを徴取しました。 66 ◯ 9番(金内武久君)  事務長も管理する病院については予算がなくて大変だろうと、それはわかっておるんです。ところが、予算を出すときにそれでいいんですかね。新しゅうやったときは全くわからん。我が考えで修理したほうが安かろう、800万円出しましたと。書くときは部品もありません、製造されておりませんて書いてあるわけですから、3年後に故障したら、また新しくつくり直さなでけんですよ、この部品は。私は違うメーカーのとを持ってきてつけるとと思うとる。だから、購入するポンプ等については、資本的支出で対応するべきとじゃなかとかと言いよる。  例えば、水道だったらポンプ買うたら備品で上がってきていますよ。ここは修理代で全部落としてしまうと。買うても、新品でも幾らかかるかわからない。新品が高いということはわかっておりますが、それがわからんで予算組んで起債申請出したと。当然、対比してみてから金額上げるのが本当じゃなかったと。 67 ◯ 市長(友広郁洋君)  今、議員御指摘のこのCTとエレベーターにつきましては、まず故障といいますか、電球が切れたということで、私のほうで、事務長に、じゃ、平成11年に購入したということからしてですね、もう最近のは相当進んでおるということで、買いかえるとしたらどれぐらいかと尋ねましたところ約2,000万円だということでございました。であれば、やはりこの器具をかえることで我慢しようということにしたところでございます。  それから、エレベーターについては、時々とまるわけでございますが、これを何とかしなければならないということで、実は、これをかえるとしたらどうかということにつきまして検討させていただいたときに2,000万円以上はかかるということで、ある程度このエレベーターの修理ということについても、じゃ、入れかえじゃなくて修理でしのいで、今回は体制を整えようとしたところでございます。 68 ◯ 9番(金内武久君)  市長の言われることもわからんじゃなかとですが、当初予算をきょう通して補正予算がきょうなされておるわけですよ、ですね。そして、申請するときは前もってもう起債は申請してあるはずですよ。きのうきょう出たとじゃなかでしょう、対応させるのには。当然、前からある程度の予定はされて予算を計上はされておると思うわけですよ。見積もりもなければ何もないということであれば、何が何だかわからんちゃないですか。 69 ◯ 政策調整室長(大久保 整君)  CTのほうの管球の交換のことでございますけども、このことにつきましては、つい先日、ふぐあいが発生したということで、現在は仮の対応をしてしのいでいるというふうなところでございますけども、このことにつきましては、県のほうと連絡をし合いまして、市町村合併支援特別交付金事業で、新年度で対応をするというふうなことで調整をさせていただきまして、今回、急遽補正という形で上げさせていただいたところでございます。 70 ◯ 議長中塚祐介君)  エレベーターのほうは。エレベーターについては。 71 ◯ 企画財政課長(福島範継君)  エレベーターにつきましては、この前の議会でも追加提案しましたけども、そのときにもお示ししておったと思いますけれども、地域活性化・生活対策交付金事業ということでやっておりますんで、起債ということではございません。 72 ◯ 議長中塚祐介君)  ほかにありませんか。 73 ◯ 4番(白石光一郎君)  議案第62号で国民宿舎指定管理料が△になるというのは、先ほどの議決で国民宿舎を一時閉鎖をするということによった補正予算だと理解をします。しかし、今の話のその診療所事業については、じゃあ、この財政と相談された933万4,000円とかそういうものについては、いつ協議がなされて、なぜ今出さなければいかなかったのか、経過を教えてください。──なぜそれを言っているかといいますと、非常に難産をして、今回、元市民病院、診療所事業の21年度の会計予算を通しました、非常に難産でありました。それを市長がおいでになって、「いや、努力してこれから経費を削減しますよ、人件費も削減しますよ、収入に見合ったものをやっていきますよ」というお話がありました。なのに、じゃあ、一般会計で補正するんだったら幾らでもいいですよ、幾らでも修繕しますよ、修繕してよろしいですよ、お金つぎ込みますよという話になっているから、どういう手順でお話しになったのか。全く委員会では話もしないで、なぜ今出さなければいけないのか。 74 ◯ 議長中塚祐介君)  市民病院ですね。はい、どちらか。──はい、暫時休憩します。       午後1時25分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後1時27分 再開 75 ◯ 議長中塚祐介君)  再開いたします。 76 ◯ 市長(友広郁洋君)  申しわけございません。  まず、第1点目のCTの管球の関係につきましては、1週間ほど前だったと思いますが、事務長から、そういう切れたということに話がありまして、急遽、今、政策調整室長がお答えしましたように、財源をどうするかということで協議をし、合併支援特別交付金を充てようということで県に御相談をしたというところでございます。  それから、エレベーターの修理につきましては、16日の日に補正予算の10号でお願いしたところでございますが、そのときに事業項目を上げさせていただいて、こういうものに使わせていただくということで、その中に参考として商品券の事業に1,250万円、それから病院の関係に800万円使わせていただきたいという資料をお示ししておったと思いますが、その分がきょうお出しした800万円でございます。  なお、文教厚生委員会にこのことについて、一昨日まで大変な審査をしていただいた、その中に、このことについては全く御説明をしなかったということについては、私のほうからおわびを申し上げたいと思います。 77 ◯ 議長中塚祐介君)  ほかにありませんか。いいですか。 78 ◯ 14番(松下英俊君)  この議案第61号について、ちょっとお尋ねいたします。  これは62号との関係もありますけども、今回、松浦市国民宿舎設置及び管理に関する条例を廃止、管理というところが入っておるんですよね。で、62号の中では施設の管理業務委託料というのが伴っています。今回、つばき荘については3月31日で閉鎖をすると、閉鎖というか業務をしない、営業をしないということですから、この管理はまだずっと建物がある間は管理をしなければならないので、この条例の廃止というのは、まだ建物が残っておる間は条例は廃止すべきじゃないんじゃないのかなと思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。 79 ◯ 水産商工観光課長(前田英彦君)  現在定めております国民宿舎の設置及び管理に関する条例につきましては、国民宿舎を設置するということで公の用に供するということを前提に条例を設置しておるところでございます。  今回、3月31日をもってつばき荘の営業が終了しますことによりまして、公の目的につきましてが外れるということで、まず一たん、設置及び管理に関する条例を廃止させていただこうということで、今回提案をさせていただいているところでございます。 80 ◯ 14番(松下英俊君)  今、公の部分というか、設置の部分でこの条例を制定されたということですか。設置を含めた管理というのもあったんですから、今回は管理業務はまだずっと続くわけですよね、その建物に対しての管理は。  今回、62号では、その施設管理、要するに建物の管理業務を委託されるんですから、この61号での設置及び管理に関する条例というのはいかがなものかなと思いますけども、その辺、よく私は理解できないんですけども、お願いいたします。 81 ◯ 市長(友広郁洋君)  これまでは国民宿舎として設置をさせていただいて、3月31日で国民宿舎としての機能を閉鎖するということになりまして、これまでの公の施設として一般の方に御利用していただいたということで、行政財産という形がとられると思いますが、それをもう廃止をして普通財産に切りかえて一般の施設としての管理だけはしていかなければならない、そういう思いで、今回この条例を廃止して、普通財産に切りかえて一般的な建物としての管理はやはりしていかなければならないという、そういう形で扱うようにさせていただきたいということでお願いするものでございます。 82 ◯ 議長中塚祐介君)
     よろしいですか。ほかにありませんか。──なければ、質疑をとどめます。  これより議案第61号から議案64号まで一括して討論を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ討論を終結し、採決いたします。  日程第42.議案第61号「松浦市国民宿舎の設置及び管理に関する条例の廃止について」を採決いたします。  議案第61号について、原案のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第61号については、原案のとおり可決されました。  次に、日程第43.議案第62号「平成21年度松浦市一般会計補正予算(第1号)」を採決いたします。  議案第62号について、原案のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第62号については、原案のとおり可決されました。  次に、日程第44.議案第63号「平成20年度松浦市一般会計補正予算(第11号)」を採決いたします。  議案第63号について、原案のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第63号については、原案のとおり可決されました。  次に、日程第45.議案第64号「平成21年度松浦市診療所事業会計補正予算(第1号)」を採決いたします。  議案第64号について、原案のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第64号については、原案のとおり可決されました。  次に、農業委員会委員の推薦を行います。  日程第46 推薦第1号 から  日程第49 推薦第4号 までの以上4件を一括して議題といたします。  本件につきましては、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、議会が推薦するものであります。  お諮りいたします。  農業委員の推薦につきましては、議長において指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  それでは、日程第46.推薦第1号から日程第49.推薦第4号までを順次職員に朗読させます。  まず、推薦第1号について朗読させます。  〔職員朗読〕 ───────── ◇ ─────────  推薦第1号  農業委員会等に関する法律(昭和26年法律第88号)第12条第2号の規定による議会推薦の委員として、下記の者を推薦する。          記  氏  名 木 原 勇 一  生年月日 昭和19年10月8日  住  所 松浦市志佐町里免288番地       平成21年3月25日       松浦市議会議長 中 塚 祐 介 ───────── ◇ ───────── 83 ◯ 議長中塚祐介君)  ただいまの推薦第1号のとおり推薦いたしたいと思います。  なお、推薦決定に当たりましては、地方自治法第117条の規定により、除斥の必要がありますので、木原議員の退場を求めます。  〔木原議員 退場〕  それでは、お諮りいたします。  ただいま指名いたしました木原勇一君を本市の農業委員会委員に推薦することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、木原勇一君を推薦することに決定いたしました。  木原議員の入場を求めます。  〔木原議員 着席〕  次に、推薦第2号、推薦第3号及び推薦第4号を朗読させます。  〔職員朗読〕 ───────── ◇ ─────────  推薦第2号  農業委員会等に関する法律(昭和26年法律第88号)第12条第2号の規定による議会推薦の委員として、下記の者を推薦する。          記  氏  名 増 山 サヱ子  生年月日 昭和20年5月18日  住  所 松浦市星鹿町北久保免702番地の1       平成21年3月25日       松浦市議会議長 中 塚 祐 介 ───────── ◇ ─────────  推薦第3号  農業委員会等に関する法律(昭和26年法律第88号)第12条第2号の規定による議会推薦の委員として、下記の者を推薦する。          記  氏  名 田 中 晴 美  生年月日 昭和25年6月18日  住  所 松浦市今福町坂野免998番地の2       平成21年3月25日       松浦市議会議長 中 塚 祐 介 ───────── ◇ ─────────  推薦第4号  農業委員会等に関する法律(昭和26年法律第88号)第12条第2号の規定による議会推薦の委員として、下記の者を推薦する。          記  氏  名 松 尾 奈津子  生年月日 昭和49年8月6日  住  所 松浦市福島町喜内瀬免461番地       平成21年3月25日       松浦市議会議長 中 塚 祐 介 ───────── ◇ ───────── 84 ◯ 議長中塚祐介君)  ただいまの推薦第2号、推薦第3号及び推薦第4号のとおり、本市農業委員会委員に推薦することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、推薦第2号、推薦第3号及び推薦第4号のとおり推薦することに決定いたしました。  ここで議会運営委員会開催のため、暫時休憩いたします。       午後1時39分 休憩 ───────── ◇ ─────────       午後2時24分 再開 85 ◯ 議長中塚祐介君)  では、再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、  日程第50 議員提出議案第1号 九州電力株       式会社玄海原子力発電所プルサー       マル計画の安全確保を求める決議       について 及び
     日程第51 議員提出議案第2号 玄海町にお       ける使用済み核燃料中間貯蔵施設       誘致発言に関する決議について の以上2件を一括議題とし、提案理由等について提出者の説明を求めます。 86 ◯ 12番(鈴立靖幸君)(登壇)  議員提出議案第1号              平成21年3月25日 松浦市議会議長 中 塚 祐 介 様   提出者 松浦市議会議員 鈴 立 靖 幸   賛成者    同    高 橋 勝 幸          同    金 内 武 久          同    木 原 勇 一          同    松 下 英 俊    九州電力株式会社玄海原子力発電    所プルサーマル計画の安全確保を    求める決議について  標記議案を別紙のとおり会議規則第14条の規 定により提出します。          記  提案理由を述べます。    九州電力株式会社玄海原子力発電    所プルサーマル計画の安全確保を    求める決議  松浦市は、長崎県下で唯一、市の一部が、我 が国の原子力施設等において、「防災対策を重 点的に充実すべき地域(EPZ圏内)」に位置 しています。  松浦市議会では、九州電力株式会社玄海原子 力発電所におけるプルサーマル計画導入につい て、平成18年6月に市民の安全・安心確保のた め、 1.プルサーマルを含む原子力発電所の安全性  確保に関する情報について、松浦市に提供す  ること。 2.原子力発電所の耐震面について、新耐震指  針が策定されたときは、速やかに所要の措置  を講ずるとともに、松浦市に対して報告する  こと。 3.原子力発電所のトラブルによる、松浦産品  等の風評被害に対して、迅速かつ的確な補償  を行うこと。 4.松浦市に環境モニタリングポストを設置す  ること。 5.佐賀県唐津市に対して新たな対応を行う場  合は、松浦市にその内容についての情報を提  供し誠意をもって対応すること。  以上の5項目を掲げ、強く申し入れを行って きたところです。  しかし、松浦市に対し何ら情報提供が無いま ま、プルサーマル発電に使用するプルトニウ ム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の輸送が 行われており、5項目の申し入れを無視するも のであり、誠に遺憾であります。  本年4月18日、鷹島肥前大橋の開通を控え、 鷹島住民を中心に松浦市民挙げての地域おこし の取り組みを行っているところであり、市民の 不安感を払拭し、市民の安全・安心を確保され るよう、強く要望します。  国、長崎県、佐賀県におかれても九州電力株 式会社に対し、地域住民の不安解消のため誠意 ある対応をするよう強い指導を要望します。  以上決議する。     平成21年3月25日       長 崎 県 松 浦 市 議 会  続きまして、  議員提出議案第2号              平成21年3月25日 松浦市議会議長 中 塚 祐 介 様   提出者 松浦市議会議員 鈴 立 靖 幸   賛成者    同    高 橋 勝 幸          同    金 内 武 久          同    木 原 勇 一          同    松 下 英 俊    玄海町における使用済み核燃料中    間貯蔵施設誘致発言に関する決議    について  標記議案を別紙のとおり会議規則第14条の規 定により提出します。          記  提案理由を申し述べます。    玄海町における使用済み核燃料中    間貯蔵施設誘致発言に関する決議    について  松浦市は、長崎県下で唯一、市の一部が、我 が国の原子力施設等において、「防災対策を重 点的に充実すべき地域(EPZ圏内)」に位置 しています。  松浦市議会では、九州電力株式会社玄海原子 力発電所におけるプルサーマル計画導入につい て、「原子力発電所の安全確保に関する情報提 供」など、市民の安全・安心確保のため5項目 を掲げ申し入れを行い、その実現に向け取り組 んでいるところですが、その対応は、市民の不 安感を払拭できるものではありません。  こうした中、3月2日の新聞報道に始まる、 岸本玄海町長の使用済み核燃料を保管する「中 間貯蔵施設」誘致に関する記事は、突然のこと であり、原子力施設等に対する市民の不安が更 に高まるものと憂慮せざるを得ない状況となっ ております。
     まして、本市では4月18日、鷹島肥前大橋の 開通を控え、鷹島住民を中心に松浦市民挙げて の地域おこしの取り組みを行っているところで あり、全国から訪れる観光客に対しても原子力 施設等の不安感を払拭し、安全・安心を確保さ れるようにしなければなりません。  今後は、玄海町をはじめ、関係機関・事業者 には本市のおかれている状況を十分に理解され 慎重に対応されることを強く要望します。  以上決議する。     平成21年3月25日       長 崎 県 松 浦 市 議 会  以上でございます。 87 ◯ 議長中塚祐介君)  以上、提出者の説明が終わりました。  お諮りいたします。  日程第50.議員提出議案第1号及び日程第51.議員提出議案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の以上2件については、委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ、質疑をとどめます。  (鈴立議員 降壇)  これより討論を行います。ありませんか。  〔「ありません」と言う者あり〕  なければ討論を終結し、採決いたします。  日程第50.議員提出議案第1号「九州電力株式会社玄海原子力発電所プルサーマル計画の安全確保を求める決議について」及び日程第51.議員提出議案第2号「玄海町における使用済み核燃料中間貯蔵施設誘致発言に関する決議について」の以上2件について、原案のとおり可決することに賛成諸君の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の以上2件については、いずれも原案のとおり可決されました。  以上で予定された議事は終了いたしましたが、この際お諮りいたします。  今期定例会において議決されました案件について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕  よって、さよう取り計らうことに決しました。  以上をもちまして、今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。  ここで、合併支援のため、当市に3年間長崎県から派遣されていた福島課長が3月31日付をもって県に帰任することになっております。課長からごあいさつがあります。 88 ◯ 企画財政課長(福島範継君)(登壇)  失礼いたします。  皆様大変お疲れの中、貴重な時間を割いていただきまして、まことにありがとうございます。昨年、一昨年と退職される方がここ四、五名おったわけなんですけども、今回は私だけということで、まことに時間を割いていただきまして、申しわけなく思っております。  松浦市を離れるに当たり、一言お礼を申し上げたいと思います。  このたび、今月末をもちまして3年間の松浦市での勤務を終えまして県に戻ることとなりました。私がこれまでやってこれましたのも、もう議員の皆様方の叱咤激励とか、御支援、御協力、それから市民の皆様、それから市長を初めとする市役所の職員の皆さんの温かい御支援、御協力があったなればこそというふうに思っております。まことにありがたく思っております。  それで、3年前の3月に松浦市に派遣ということになったわけなんですけれども、松浦市には出張等で来る機会は、もちろん何回かあったわけなんですけれども、いざ実際に住んで仕事をすると、そういうことを考えたときに非常にやはり不安というのか、そういうものがありました。それで、こちらに来てみましても、今までやってきた県の仕事との中身の違いとか、あるいは市民の方と直接接する機会がこちらと、やっぱり県と比べて部署にもよりますけども、大分こちらのほうが多いということ。それから、議会の対応とかそういうことでちょっとふなれな点もございまして、多々迷惑をおかけしたかと思います。  ただ、私といたしましては、この3年間与えられた仕事を私なりに精いっぱいやってきたというふうに思っておりますけれども、皆様方におかれましては、まだ不十分な面というのが多々あったように思われていると思います。そのことにつきましては、私の力不足の面も否めなかったのかなというふうなことで思いまして、その辺につきましては、痛感しているところでございます。しかしながら、私にとりましては、もうこの3年間、非常に貴重な体験をさせていただいたというふうに考えております。  今度の異動で私は県の人事委員会というところに決まったわけなんですけれども、ここの今度の仕事の内容というのは、例えば、県の職員とか警察官の職員、警察官の採用試験事務とか、あるいは給与の勧告とか、あるいは職員の不服申し立てによる、その公平審理とかそういうふうな業務ということになりまして、直接市役所、市町村行政には関係のない部署ではございますけれども、今後、仕事をしていくに当たりましては、この松浦市でいろいろと学んだことを生かして取り組んでいきたいと思っております。  新しい松浦市になりまして、もう3年3カ月ということで、依然として市の財政状況も厳しいということでございます。こういうときこそ市議会、それから市民の皆様、それから市当局が一体となって知恵を出して市勢の発展に取り組んでいただきたいというふうに考えております。  私も今後幾つかの部署をいろいろ回ることになると思います。そのときには常に松浦市のことを第2のふるさとというふうに思いまして、松浦市の発展のために微力ではございますけれども、お手伝いしていきたいと思いますので、今後、皆様方の御支援、御鞭撻を引き続きお願いしたいと思います。  最後になりましたけれども、松浦市議会の今後ますますの御発展と皆様方の御健勝、それから御活躍を祈念いたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。本当に3年間ありがとうございました。(拍手)(降壇) 89 ◯ 議長中塚祐介君)  福島課長におかれては健康に留意をされ、ますますの御活躍をお祈りいたします。  ここで、松浦市税条例の一部改正ほか条例改正1件、平成20年度松浦市一般会計補正予算ほか、他会計補正予算の専決処分について、理事者から発言の申し出があっておりますので、これを許可いたしております。 90 ◯ 税務課長(益田 一君)(登壇)  失礼いたします。  松浦市税条例並びに国民健康保険税条例の一部改正に係る専決のお願いでございます。  現在、開会中の国会におきまして審議されております地方税法の一部改正法案が年度内に可決成立の予定でございます。  平成21年度の地方税法の主な改正概要といたしまして、まず、市税関係では、個人住民税における住宅ローン特別控除の創設、上場株式等の配当及び譲渡益の個人住民税の改正、個人住民税に係る確定拠出年金に関する改正、土地の長期譲渡所得に係る特別控除の創設、個人の道府県民税に係る徴収取扱交付金の特例措置、その他、特例措置等の継続等がございます。  次に、国民健康保険税関係では、2割軽減の対象納税義務者の要件の見直し、介護納付金に係る課税限度額の引き上げ等でございますが、これらのうち、平成21年4月1日施行分について、松浦市税条例の一部改正並びに国民健康保険税条例の一部改正の専決処分をさせていただきますようお願いいたします。  以上でございます。(降壇) 91 ◯ 企画財政課長(福島範継君)(登壇)  平成20年度予算の専決処分についてのお願いでございます。  まず、一般会計予算でありますけれども、地方譲与税など一部決定されていない部分がございますので、額の決定を待って、3月31日付で専決処分させていただきたいと思っております。  また、松浦魚市場特別会計予算につきましても、あわせて専決処分をさせていただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。(降壇) 92 ◯ 議長中塚祐介君)  それでは、これをもちまして平成21年第1回松浦市議会定例会を閉会いたします。       午後2時40分 閉会 ───────── ◇ ───────── 上記のとおり会議録を調製し署名する  議  長   中 塚 祐 介  署名議員   板 谷 國 博  署名議員   下久保 直 人 この会議録の全ての著作権は松浦市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MATSUURA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....